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▼「陰謀のセオリー」のニュースレター

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ニュースレター

 ・UFOについての真実
 ・エイリアンの来訪
 ・ロズウェル事件
 ・ミステリーサークル
 ・エイリアン・アブダクション
 ・キャトル・ミューティレーション
 ・火星にあるエイリアンの顔
 ・三極委員会の誘拐者
 ・ツングース大爆発
 ・ファイア・ウォーカー
 ・サイキックパワー


●UFOについて彼らが語ろうとしないこと

 UFOとは単に“未確認飛行物体”のことであり、それ以上でもそれ以下でもない。“物体”という言葉は、非常に広い意味で使われている。それは物質的な“物体”を指すだけではなくて、見た、聞いた、あるいは“感じた”等も含まれ、広義の経験した現象のことを指す。もしあなたがある夜外にいて、空に光が動いているのを見たとしよう。それが星とも惑星とも特定できず、その他の物体でもないとしたら、それは定義上“UFO”となるのである。

 UFOはエイリアンの宇宙船なのだろうか。おそらくそうではない。有能な研究者が調査したという(それ自体が問題なのだが)UFOに関する膨大な報告のほとんどは、天然物か人工の物体を、何らかの理由によって誤認したものである。ほんのわずかだが、悪ふざけで人をかついでいると思われる報告もある。これ以外の数パーセントは、現時点においては説明不可能である。しかし、だからといってその数パーセントの報告が、エイリアンの宇宙船を見たものだということにはならない。

 現時点で言えることは、現在入手可能な情報を見る限りでは、星、気球、飛行機、オーロラ等ではないと思われるケースはある。もっと膨大な時間と研究を重ねれば、もっと多くのケースについて確認することができるだろう。この目撃者たちは誤認しているか、あるいは相当の嘘つきなのかもしれない。では、残りの少数のケースについてはどうだろうか。懐疑論者に徹して、今のところ言えるのは、それが何であるかは分からないが、エイリアンの宇宙船であるという証拠は何もないということである。

 おそらくはこうである。今までに、UFOはプラズマであるとか、球電光や地震発光現象によるものだとか、多くの理論が提唱されてきた。しかし残念ながら、これらの理論は、観測結果を予測するするというよりは、観測データに合わせるためにいろいろ変更があるようである。また、その理論を裏づけるためになされた研究は、新聞記事だとか、よくチェックされていない生の事件リストを使っている。よって、このような研究は、偏見が全く入っていないとは言えないと思われる。しかし、時が解決するであろう。それまでは、球電光や、他の滅多に起こらない自然現象かもしれないケースもある、というふうに言っておくのが安全である。


●エイリアンは地球に来ているのか?

 来ている。しかし、目に見えないスノーグ(snorg)が、あなたの肩越しに今これを読んでいるということもあり得るのである。

 この銀河系の中には、地球以外にも生物の住めるような惑星があって、何らかの生命体が棲息しているということを確信している天文学者はもともといる。そして、他の惑星でも、進化が地球と平行して起こっているとすれば、多分知的生命体がそこに存在するということになる。そして、その生命体が発達した文明を持ち、宇宙旅行ができるレベルに達しているということもあり得るのである。しかし、それが事実だという証拠はない。現在NASAでは、高度解析マイクロウェーブサーチなどのSETI計画が、ジル・ターターをリーダーとして進められている。彼らは、知的生命体がいることを示す無線信号が他の星でも交信されているかもしれないという期待を抱いて、検知する作業を行っている。例えば、「ワトソン、用事があるから来てくれ」とか、「私はルーシーを愛している」などの我々の通信の初期の段階におけるようなものを発見しようとしている。今のところ、この研究の成果は上がっていない。

 もし遠くの惑星にエイリアンがいるとすれば、彼らが一生のうちに星間旅行ができるような方法を見つけているということもあり得るだろう。

 しかし、現在の物理学の理解の範囲では、星と星との間の膨大な距離を考えると、その可能性はなさそうである。光速で飛行したとしても、一番近い星まで行って帰ってくるのに、往復で10年はかかる。だからと言って、星間宇宙船の可能性がなくなるわけではないが、エイリアンが地球に来ているという可能性は薄くなる。もし、星間旅行の方法を発見した文明が一つでもあるならば、銀河系ができてからすでに100億年位経っているのだから、1億年かそこらで全銀河系にその文明が広まっているのではないだろうか。だから、我々がそのような文明を至る所に見つけることができないのはなぜかということになる。この疑問は、フェルミ・パラドックスと呼ばれる。この疑問に対する本当に満足のいく解答というのは存在しない。もしエイリアンが地球に来ているとしたら、全銀河系規模の文明があるということになり、ではなぜその証拠が見つからないのかということになる。

 アメリカ政府が空飛ぶ円盤を撃墜した(MJ-12)というのは本当だろうか。噂によると、MJ-12の文書の中には、アメリカ政府がUFOに対処するために、MJ-12、またはマジェスティック12と呼ばれる12人からなる秘密の組織を作ったという証拠が載っているそうである。この12人は、その文書が発見された時には都合よくすでに全員死んでいた。クラースは、この文書は偽物だということを証明した。


●ロズウェル事件

 ロズウェル事件は、ニューメキシコ州のロズウェルでUFOが撃墜されたといわれる事件である。フィリップ・クラースはこの事件を調査し、この報告の内容が真実ではないということを発表した。

 このような主張には、どれも陰謀理論が含まれている。これらの陰謀理論には、時々非常にもっともらしいものがある。共通しているものの一つは、政府と円盤の人々が条約を結んでいて、それによって政府は権力を維持し、円盤の人々は人間を誘拐して、身の毛のよだつような目的に使っているというものである。

 “チャネリング”は、スピリチュアリズムに非常によく似ている。その主な違いは、“別の側の”存在の多様性の幅が広いということである。だから、チャネラーは、観客の人たちに関して正確な情報を提供しなければならないという心配をする必要がない。チャネラーが交信していると主張する生命体は、高度に進化したエイリアンから、何千年にも前に生きていた人間や、肉体を持ったことがない形のない知的生命体まで様々である。

 チャネリングの対象になったある生命体は、遠い過去からやって来たと言っていた。その生命体は、裏づけが取れるような過去の出来事や、気候や言語についての質問に答えたのである。さて、1996年のスタート時から、私は次のように言っている。

「その生命体が、テクノロジーの進んだ種族だというならば、2(1024)1の完璧な因数分解について質問してみろ。」

 現在では、これは因数分解されているので、今となってはこれはいい質問とは言えない。心霊現象の始まった頃に、そのエイリアンが質問に答えられるかどうかテストしてみればよいのである。科学者のテストに耐え得るという事実がつかめたら、そのエイリアンの言うことを聞いたらよい。もしそうでなかったら、他のエイリアンにした方がよいだろう。




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ニュースレター

●ミステリーサークル

・ミステリーサークルは、空飛ぶ円盤が作ったのだろうか?

 ミステリーサークルや、他のUGM(異常地上痕)がエイリアンによって作られらものだという確固たる証拠はない。ミステリーサークルができた場所の周りで、光が見えたという報告もいくつかあり、畑の上を物体が飛び回っているのを撮ったビデオも2、3ある。その光はほとんど証拠にはならず、ビデオのその物体も、金属の薄片か紙が風に舞っているという感じである。

 ミステリーサークルの“専門家”をテストしようという意図的な試みが行われ、ミステリーサークルがマスコミの監視のもとに人工的に作られた。そして専門家たちが呼ばれたが、彼らはそれを本物だと断定した。

 ミステリーサークルは、空飛ぶ円盤が作ったものではないと思われる。多くの気象学者は、ミステリーサークルはイオン化プラズマ渦巻きなどの滅多にない自然現象によってできたものだと信じている。起伏の多い丘陵地帯を吹く風が、渦巻きを作るということはよくあることである。そして、何らかの条件下で(測定されたことは全くないが)、渦巻きになった風が下向きに吹き出し、作物をなぎ倒すのである。ミステリーサークル研究家は、このような現象を見た目撃者は2ダース以上はいると言う。しかしあいにく、空飛ぶ円盤がミステリーサークルを作ったのを見たと言う人はもっとたくさんいる。

 このような渦巻きの実状を扱った科学記事は、『気象学ジャーナル』によく登場する。しかし、その雑誌の編集者は、この理論を提唱している第一人者テレアンス・ミーデン博士である。

 風は部分的に作物を倒すことはできる。この現象はロッジングと呼ばれる。しかし、畑に幾何学模様ができるというのは、自然現象によるものとは言い難い。ミーデンは、複雑な円形、楕円形、さらに何と三角形(!)をも自然現象によって説明していたが、その説は変更された。しかし現在では、ほとんどの円はいたずらで作られたものだが、単純な形は自然現象によって説明できると言っている。

・ミステリーサークルは誰かがいたずらで作ったのか?

 もちろんそうである。有名なのは、イギリスのダグ・バウアーとデイブ・コーリーが作った2件だけだが、その他にも、イギリスだけでなくカナダなどでも見つかっている。さおやロープで刻んだものから、鎖、ローラー、板、測定器などを使った複雑な作り方までいろいろである。

 さらに言うなら、ミステリーサークルがいたずらで作られたものだということが証明できないからと言って、エイリアンによるものだと決めつけてはいけない。オッカムのかみそりの例もある(Section 1.6)。

・ミステリーサークルは放射性か?

 ミステリーサークルが放射性だというのは、UFOが作ったという見解を持つ人の間で広まっている主張だが、これも正しくない。ミステリーサークルの土をスペクトル分析したデータを調べてみると、地表の高さにおいては放射能は検出されなかった。しかし、放射性だと主張している人たちは、これについて反論している。

・ミステリーサークル内の植物に細胞の変化はあったか?

 あったが、それがどうしたというのだろうか。このことを主張するUFO研究家やミステリーサークル研究家は多いが、その証拠というのは大したものではない。小麦の“結晶構造”に変化が起こったという写真が、いくつかの雑誌とUFO関係の出版物に掲載されたことがある。ここで使われていた方法は、錬金術的分析である。これは、サー・ケネルム・ディグビーが3世紀前に発明し、普及したもので、組織の一部を粗雑に処理した後、その残りを結晶化させるという方法である。ディグビーは、他にも太陽光線の凝縮や、“剣軟膏”の開発という“素晴らしい”発明をしたことでも知られている(剣軟膏というのは、傷を治すのに傷口に塗るのではなくて、剣の方に塗らなくてはならないという代物である)。とにかく、このような手法が使われているということは、その“研究者”が信用できるかどうかは大変疑問である。


●UFOは人間を誘拐したのか?

 空飛ぶ円盤に載ったエイリアンに誘拐されたと信じている人の数は、何千、何万にも上るはずである。しかし、それが現実に起こったことを証明する物理的な証拠を示した人は誰もいない。それどころか、“UFOアブダクション”現象が主観的なものであるという根拠となる要素はかなり多い。おそらくその最大の根拠は、そのような主張が文化を反映しているということである。UFOアブダクションに遭ったという主張は、1960年代後半にバーニー&ベティ・ヒル夫妻の話が有名になるまでは、ほとんどなかったと言ってよい。また、UFOに乗った生命体の外見と行動は、場所と年代によって実に多様である。UFOアブダクションに遭ったという主張は、北アメリカ以外の地域ではずっと少なく、英語圏以外ではもっと少ない。北アメリカ以外の報告件数は、ホィットレー・ストレイバーの『コミュニオン』の出版以来、増加しつつあるとはいえ、北アメリカほどではない。

 さらに、UFOエイリアンとされる生命体の描写は、明らかに文化を反映している。北アメリカでは頭の大きい灰色のエイリアンが多く、イギリスでは背が高くてブロンドで、北欧人風なのがほとんどである。また、アブダクティー(アブダクトされた人)の精液・卵子・胎児を盗む、傷をつける、体にインプラントするというエイリアンは、バッド・ホプキンスの本が出るまでではほとんど報告されていなかった。

 このような特別ひどい種類のアブダクションは、北アメリカ以外ではほとんど見当たらない。

 主な“UFOアブダクション”の話の中には、明らかに有名なSF作品から取ったと思われるものもある。1964年2月22日に行われた催眠セッションにおいて、バーニー・ヒルは、自分をアブダクトしたのは“広角の目”をしたエイリアンだったと説明し、絵を書いてみせた(このような特徴は、SF映画の中でもきわめて珍しい)。このセッションは、彼がエイリアンの特徴について説明をした初めての機会だったが、この日の12日前に、テレビ番組「アウター・リミット」の第一回目の放映が行われている。この番組に出てくるエイリアンは、まさにこのようなユニークな特徴をしている。また、ヒルの話に出てくる他の要素は、1953年の映画「火星からの侵略者」から取ったと思われる。その映画では、エイリアンたちは、“ジミー・デュランテ”のような鼻をしていた。また、ある女性エイリアンは、リラックスするために、針を使って自分の目に何かの医学検査をしていた。そして、壁には星の地図がかかっていて、ノートが記念に渡された。そしてへその中の針のイメージ、これまで映画と一緒である。他のアブダクティーと称する人たちも、「火星からの侵略者」からアイデアを借りてきていた。脳のインプラント、頭蓋骨に穴を開けるエイリアン、滅びようとしている世界を復活させようとしてるエイリアン、などである。

 UFOアブダクションがどう行われたかということは、元来、アブダクトされたと主張する人を催眠退行実験にかけてのみ得られる情報であった。最近では、催眠術を使わなくても、アブダクトされたことを覚えていると主張する被験者もいるというふうに一般に広まってしまったが、本来はそういうものではない。

 催眠術は、いわゆる“隠れた記憶”を引き出す方法としては、当てになるものではない。そして、このようなやり方で催眠術を使えば、でっちあげや間違いも起こりやすい。さらに、催眠術をかけられている人に、架空の出来事が起こったかのように説明すると、被験者はそれを信じるようになってしまう場合があるということである(『エンサイクロペディア・ブリタニカ(1974年)』のマーチン・オルヌによる「催眠術」の項と、Section 10.1の「記憶違いシンドローム」を参照)。


●なぜ牛が異常な死に方をするのか?

 今までに、異常な損傷のある死んだ牛やその他の動物が発見されてきた。それらの動物は、体の器官、特に生殖器が“外科手術的な正確さ”で切り取られているのだが、地面には一滴の血も見られない。このような出来事も、エイリアンとの遭遇やUFOに関する報告と関連づけて考えられてきた。

 しかし、
1. 牛の値段は非常に高い。一頭につき数千ドルはする。
2. 自然発生的原因による“放牧死”には保険がきかない(墜落死など)。
3. 心ない人が殺した場合には保険がきく(牛を撃ち殺した場合など)。
4. エイリアンが牛を殺した場合には、警察官がそのような報告書を書けば保険は下りる。
5. 牛を損傷するエイリアンたちは、郡の(警察管轄の)保険を尊重しているように見える。
6. 死んだ動物を切断する時には、生きている時に比べると、比較的少量の血しか出ないものである。心臓が血を送らないからである。

 キャトル・ミューティレーションについての情報は、イアン・サマーズとダニエル・ケイガンの『沈黙の証拠』が最良である。この二人のジャーナリストは、何かミステリアスなことが起こっていると信じ始め、懐疑論者であることをやめて調査を始めた人たちである。サマーズは、ジェームズ・スチュワートの『キャトル・ミューティレーション――集団妄想』を出版した。スチュワートは社会学者で、報告のパターンを研究し、新しい報告は、それ以前のマスコミの報道に影響されていることを突き止めた。




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ニュースレター

●火星にある顔とは何か?

 火星を回っている軌道衛星の一つが、火星の一部(シドニア)の写真を撮影した。シドニアは、地平線上に太陽が低く登る区域である。その写真には、“顔”が一つと、ピラミッドのようなものが複数写っていた。両方とも、そのものははっきりせず、影によって形が分かるようになっている。そのピラミッドの影は、一つ一つの大きさがカメラの解像度の限界に近いために規則的に並んで見える。“顔”の方は、二つの丘の上にたまたまできたようにも見える。人間の脳は、ランダムな雑音でも、慣れたパターンを認識してしまうものである。だから、火星の表面の形が、適度な光によって漠然と顔のように見えるのは、不思議なことではない(写真は何千枚もあるのである)。それが人間の顔というよりも猿の顔に似ていると思った人は多い。

 リチャード・ホーグランドは、この顔が人間の顔に似せて作られたもので、地球以外の文明によって建造されたものだという見解を支持した。他の分析家のほとんどは、たまたま顔に似たという説が最も可能性が高い、という見解であった。バイキングが撮った他の映像には、テレビ番組『マペット・ショー』のフランス人“カーミット・ザ・フロッグ”に似た“にこにこ顔のクレーターと溶岩の流れ”というものもあった。「火星異常物研究協会」(住所は分かりません。ごめんなさい)という団体が、その顔とそれに関連するものについて研究している。

 火星観測船にはカメラが搭載されていて(我々が知る限りでは、今も搭載されている)、その解像の単位は1.5メートルである。しかし不運にも、ASAの科学者たちは、観測船が火星に到着するちょうど前に観測船とコンタクトを取ることが不可能になった。この現象を説明するために提起された理論は以下の通りである。

1. 何年も宇宙空間にあったので、二つのトランジスターが駄目になった。
2. 火星に悪い生命体がいて、人間に彼らの存在がばれないようにしたいと思っている(だったら、彼らはなぜ顔を作ってバイキングがそれを観測するようにしたのか?)。
3. NASAとアメリカ政府の陰謀で、エイリアンの存在を人々にばれないようにした。(陰謀理論 Section 0.8 参照)

この件についてもっと知りたい人は、『イメージ・プロセシング(画像処理)』Vol.4No.3を見るべきである。そこには“顔”の良質な画像が載っている。ホーグランドは、『火星のモニュメント――永遠の先端の町』(North Atlantic Books, Berkeley, California, USA, 1987)という本を書いている。

・エゼキエルは空飛ぶ円盤を見たのか?

 この疑問は、エゼキエル書1章4〜28節に関するものである。ここに描かれているビジョンは、キリスト以前とキリスト以降の世紀に共通の黙示録的記述である。(その良い例は、ダニエル書の2章、7〜12章と黙示録の記述である。)黙示録文学は解釈が難しい。記述が象徴的で比喩的だからである。作者が象徴によって内容を明かしている場合もある。28節は、車輪の中に車輪があるエゼキエルのビジョンを、“主の栄光の似姿の表れ”としている。この“栄光”は“カボド(Khabod)”であり、寺院の中にあると思われる輝く光が顕現したものである。

 この車輪は、実際の出来事というよりも、むしろ幻覚のようなビジョンで現れたものとして記述されている。この車輪は、エゼキエル書10章で再び登場する。エゼキエルは、バビロンの自分の家に座っていながら、車輪がエルサレムの神殿から出るのを見るのである(エゼキエル書1章1〜2節、8章1節)。要するに、これは実際の出来事ではなく、神のメッセージ(あるいは幻覚)である。


●三極委員会の誘拐者

 1979年7月8日、三極委員会の管理下にある安全保障部隊が、アメリカのノーベル賞受賞者の父親を誘拐した。
 父親たちはほとんどが80歳代であったが、銃口を突きつけられて、小さいプラスチックのボトルに射精することを強要された。集められた精液は、カリフォルニア州サンタモニカにあるランド社本社の研究所で今も研究が進められている。


●ツングース大爆発

 1908年6月30日の朝7時17分、中央シベリア高原のポトカーメンナヤ・ツングースカ河付近で、巨大な空中爆発が起こった。この爆発は、数百マイル離れた所でも爆発の音が聞こえたほど強力だった。

 ポトカーメンナヤ・ツングースカ河は、近づくことが困難で、沼地や松の森林がほとんどを占めている。爆発による地震は、世界中で検知された。1908年7月4日のロンドン・タイムズは、「夜も終わろうとしている頃、各地の人々が真っ赤に輝く光を見た。ベルリンの人々でさえもこの光を見ている」と報道した。

 調査隊がたまたま爆心地にたどり着いた時、彼らは、松の木がその中心から外向きに押し倒されているのを見た。その時、小さいクレーターがいくつか発見されたが、そこが沼地であったために、年月とともに消えてしまった。現在ではこの爆発の跡は、核爆弾が空中で爆発した時のものに似ているとされている。

 現在では、この出来事は、発見されなかった小さい彗星が、中国上空の上部大気にぶつかって、その数秒後にツングース上空で爆発したものと説明されている。この他にも、多くの解釈が提唱された。その一つは核爆発というものである。爆発の少し後に集められた報告の中には、典型的なきのこ型の雲を見たという報告がある。

 ここでの問題は、きのこ雲は、何の原因による爆発でも、大きな爆発にはつきものであって、核爆発に限ったものではないということである。もう一つの問題は、なぜロシア人は、ロシアが最初に開発し、二度の大戦で使っていれば大変便利だったテクノロジーについて忘れていたのかという問題である。また、数百トンの重さの小さいブラックホールが、地球を通過したという説もある。もう一つの入出ポイントは、大洋にあったので誰も分からなかったということである。しかし、ステファン・ホーキングの説明によれば、そのくらいの大きさのブラックホールは、蒸発効果によって、宇宙の期間としては非常に短い生命しかないということである。

 さらに、小さい反物質隕石だという説もある。しかし、この説は、大量の星間物質が発見されたことによって、可能性は非常に少なくなった。星間物質は真空に近いが、少量の反物質なら非常に短時間で浸食してしまう性質がある。さらに現在では、この宇宙に大量の反物質があるということ自体、可能性が非常に薄いと考えられている。また、エイリアンの宇宙船がダメージを受けてコントロール不能に陥り、着陸しようとした際に爆発したという説もある。この説を裏付けるものとしては、目撃者の報告がある。物体がはっきりとカーブを描いて大気中を通過する時に発生した蒸気の軌跡を見たというものである。そのカーブはコースの変更だったのではないかということである。しかし、この証言以外に証拠となるものは全くない。さらに、そのようなカーブは、真っすぐに飛んでいる飛行機の飛行機雲が、上部大気の風によって曲げられた時にも見られるものである。

 ツングースの爆発は、人々が考えているようなミステリーではない。1969年、ソ連のある定期刊行物に、1000冊以上の文献目録が掲載された。掲載された本のほとんどはロシアのものだったが、欧米の科学関係の出版物も混じっていた。

 イギリスの週刊科学雑誌『ネイチャー』は、上述の説のほとんどをカバーしたいくつかの論文を掲載した。

 アフリカに、ドゴン族と呼ばれる石器時代の部族がいる。ヨーロッパ人が初めて彼らとコンタクトした時、ドゴン族が天文学的な現象について一連の知識を持っていることが分かった。ドゴン族は、木星の衛星、土星の輪、目には見えないシリウスの伴星(“子犬”)について知っていたのである。UFO狂の人たちは、これはエイリアンがドゴン族のところにやって来たことがある証拠だと考えた。

 『ブローカズ・ブレイン』で、カール・セーガンは書いている。「ドゴン族の天文学の注目すべき点については、フランスの人類学者マルセル・グリオールが詳しく述べている。グリオールは、1930年代と40年代に、ドゴン族の中に入って研究をした学者である。グリオールの話を疑う理由はないので、そうなると、西洋には、そのときまでドゴン族がこのような信念を持っていたという事実についての記録はなかったということになる。このことは重要である。ドゴン族が知っていた天文学的知識のほとんどは、グリオールがドゴン族の知識について知る前の一世紀の間に発見されたものである。彼らは、人間からでなく、地球外の生命体からその知識を得たという可能性が高い。さらに、ドゴン族の天文学には、1920年代に広く受け入れられていたが、今では間違いだということが分かっている事実が多く含まれている。ドゴン族を訪れたエイリアンが同じ間違いをしたというのはおかしなことである。」




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ニュースレター

●ファイア・ウォーカー

 ファイア・ウォーキングを説明するための理論は、数多く提唱されている。しかし、そのほとんどは、ある特定の出来事の説明のようである。

 ファイア・ウォーカーが用いる乾燥した木炭は、熱の伝導が非常に少ない。木炭そのものは非常に熱くても、接触している物に熱が伝わらないのである。

 木炭は表面がでこぼこしている。だから、足に触れている実際の面積は非常に少ない。よって、熱の伝わり方が遅いのである。

 木炭は、熱容量(温度を一度高めるのに要する熱量)が非常に低い。よって、木炭の温度は非常に高くても、実際には、足に伝わる熱エネルギーはそんなに多くない。

 ファイア・ウォーカーが炭の上にとどまっている時間はそんなに長くない。彼らは動き続けている。片足につき合計一秒の長さが安全圏と思われる。

 また、“ライデンフロスト”現象が働いていると思われる。この現象は、冷たく湿った物体(足など)が、熱くて乾燥した物体(燃える炭など)に接触する時に生じる。水が蒸発して、熱い物体と冷たい物体の間に蒸気のバリヤーができる。だから二つの物体は実際には接触せず、冷たい物体から蒸発が起こるスピードは、通常考えられているよりもずっと遅い。蒸気は熱の伝導率が比較的低いから、足が焼けないのである。『サイエンティフィック・アメリカン』1977年8月号の“アマチュア科学者”のコラムで、ジャール・ウォーカーはライデンフロスト効果について説明した。彼はやけどをせずに炭の上を歩き、これをライデンフロスト効果のせいであるとした。しかし、ライデンフロスト現象は、ファイア・ウォーキングにおいては重要ではないと信じる学者もいる。

 痛覚は、我々が日々の経験によって分かっていることよりもずっと複雑である。はっきりした原因がなくても激しい痛みを感じる人もいる。逆に、ひどいけがをしても、ほとんどあるいは何の痛みも感じない人もいる。認識や感情的な要因が重要と思われる。痛みはコントロールできるという信念は、感じる痛みの程度を和らげることができるようである。また、恐怖は痛みを増加させるように見える。

 通常、ファイア・ウォーキングは、宗教のためか霊的な意味合いで行われる。これは、ファイア・ウォーカーが足に受ける物理的なダメージに変わりはなくても、感じる痛みの程度を少なくする働きがあると思われる。

 あるファイア・ウォーカーたちは、大したやけどもせずにファイア・ウォーキングができる理由について、神秘的な説明をした。それを信じない数名の人物が、そのファイア・ウォーカーたちに、「炭の代わりに熱い金属の板の上に立ってみろ」と要求をした。しかし、他の人たちが、「ファイア・ウォーカーがひどくやけどをすると思っていながら、そのような要求をするのは、道徳的に問題がある」と指摘した。

 5年ほど前、NZ CSICOPは、ニュージーランドの都市クライストチャーチでの年次総会で、集団ファイア・ウォークを行った。我々は物理学の教授の長たらしい話を聞いたが、その話には、熱いパンをあちこちに投げるというデモンストレーションまでついていた。昼下がりに火が起こされ、パーティーの後にファイア・ウォークが行われた。始まったのは、夜の10時頃だった。まず一人が熱い炭の上を歩いた。その火は、ファイア・ウォーキングが始まる数時間前につけられたものだった。燃えている炭の中で、大きなものは取り除かれた。炭の敷き詰められた場所は、注意深くならされて、燃える炭の上に灰の層が平らに満遍なくできるように配慮された。この時には、辺りはすでに暗くなっていて、敷き詰められた炭は不気味に輝きを放っていた。炭は依然として熱く、灰の中でじゃがいもが焼けるほどである。しかし、灰を通した熱伝導率というのは、制限時間以内だったら何とかなる。もし普通の歩き方だったら、足の裏の柔らかい都会の住人でも、何とか5歩はいけるだろう。我々は、このクライストチャーチでのファイア・ウォークでは、終わりの時には、小さな水たまりに足を突っ込んだのであった。私は、足を冷やすための水が用意された商業的ファイア・ウォークの記述を読んだことがある。

 クライストチャーチでは、何十人もの人たちが炭の床を渡っていた。何人かは、渡り切るとまたバックして2、3回歩いていた。その炭の床は、灰の層を元通りにするために、定期的にならされた。足の指の間にはさまった炭を蹴り上げていた人たちのほとんどは、翌日には、2、3カ所の軽いやけどと火ぶくれができていた。ファイア・ウォークをやったなどということは、いい話のネタになるものである。ほとんどの人は、あなたが何かの神秘的な信仰も持ってなくて、自分の体を“守ろうとする気もなかった”ことは信じないだろう。

 当時のNZ SCICOPの会長だったデニス・ダットンは、仕事上の理由でニューギニアに行った。彼はそこの地方のある部族に、旅行者からドルを集める方法として、ファイア・ウォーキングを教えた。まず非公開でテストしたところ、最初の何人かは恐る恐るだったが、最終的には、その部族全員が(男性も女性も子供も)、うれしそうに“火”の上を走って渡った。彼らは、公開用に呪文や儀式をたくさん盛り込んだ。デニスは、ファイア・ウォーキングのトリックについてはどう説明するのか聞いてみた。彼らは、「“エイリアンが空からやって来て教えた”と言うつもりだ」と答えた。普段裸足で歩いているために、足の裏が硬くなっている人たちが、足の裏の柔らかい都会の住人よりも熱に強いことは容易に想像がつくだろう。


●サイキックパワー

ジェームズ・“びっくり”ランディは、ユリ・ゲラーの超能力について、いろいろな証明をして人々に疑いを抱かせた。ゲラーはランディを告訴した。この訴訟はすでに判決が出ており、ゲラーの負けとなった。しかし、このゲラーの訴訟の経緯があったので、懐疑論者たちが超能力について語る際には、極力注意をするように今も忠告を受けるのである。

 ゲラーについて言われていることで、最も有名なのは(あるいは不名誉なのは)、ゲラーが石油を発見して大金を稼いだというものである。以下は、このことについてランディから聞いた話である。

「ゲラーは、採鉱会社と共に富を築いたと言っている。CSICOPがこれについて調べたところ、ゲラーに金を払ったことがあるのはZANEXただ一社で、採鉱会社11社から100万ドルをもらったとゲラーが言っている数字よりもずっとずっと少ないということが分かった。彼が言っていること全部をいつも信じてはいけない。それとも君はこのことをもう知っていたか?」

 ゲラーの見せ物は、ステージマジックの部類に属する。彼がどうやってトリックを使うかについての詳しい説明は、ジェームズ・ランディの本を読んでほしい。特に『ユリ・ゲラーの真実』がお勧めである。以下にその重要な点についていくつか述べる。

・“壊れた”時計は、ゴム質のもので固めただけである。暖めて振れば、時計は動き出す。時計が動き続けるか、時間が正確なままかは、また別の問題である。

・スプーン曲げは、いつも偽りの説明と共に行われる。あなたがスプーンを曲げる時に、みんなが他の方向を見ているようにさせればよい。ゲラーは、曲がったスプーンを持っていて、「曲がる曲がる」と言いながら指の間から徐々にその曲がったスプーンを見せるのである。このことはすでに知られている。

 これは単なる偶然の一致だろうか? 人間の心は、変なことはよく覚えているが、日常的なことは忘れる傾向がある。例えば、現実には起こらなかった予感などである。もしあなたがそのような超能力的な経験をしたら、その予感が浮かんだ時に、それを書き留めておくとよい。

関連:UFOロシア墜落現場

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